第11回 〜最強攻撃力を使いこなせ!!〜


 前回、「今回で抽象的なスマッシュ講座はおしまい。次回からはある特定のものだけを取り扱う」などと
言ったのにやっぱり今回も抽象的・・・というかまたまだ結構ネタがあった。
そう、そして今回は「ワンパターン相殺」と「ジャストミート」、スマブラ拳にも書いてあるが詳しく解説♪

 ワンパターン相殺とは、「同じ技を連続で使う事によって、その技の攻撃力が低下する」というもの
最低で75%まで低下する。最低といっても、「二回連続」だけで75%まで下がる。(小数点以下は切り上げ)
 連続ヒット技は技全体が1つの技とみなされ、技が終わるまでは基本的にワンパターン相殺が起こらない。
(続けて出したら、当然、威力は落ちる) 中には連続ヒット技でも、
技の途中でワンパターン相殺が起こるものもあるが、数えるほどしかない。
 他の技を出すと、他の技の攻撃力が減り、前の技の攻撃力が元に戻る。
ただし、弱攻撃などの弱い攻撃の場合は、一回では前の技は85%までしか戻らない。
ある程度他の技を使わなければならないのだ。
 計算した所、「弱攻撃では10*攻撃回数2/3%回復する」という式が出来る。
実際の計算結果は2:90%, 3:96%, 4:100%まで回復する。
 一回でも攻撃を出した後は、必ず「どれかの攻撃力が下がっている」状態にあるのだ。

 「ジャストミート」、特に空中攻撃・ダッシュ攻撃に多い。
カービィ・フォックス・プリンなど、前進するスマッシュ攻撃にもジャストミートはある。
 ジャストミートとは、「一定時間攻撃判定が出つづけている攻撃は、時間がたつにつれ攻撃力が減る」という性質。
 例えば空中攻撃(ニュートラル)では、全キャラ共通して、攻撃判定が長い。
だが、攻撃を繰り出した瞬間に攻撃を当てた場合と、足を伸ばしきった後、落下によって命中した場合。
この二つの攻撃力の差は歴然に見えてくる。

 ここでちょっと一例を出してみよう。カービィのスマッシュキック、攻撃力は17。
ただ単に一発当てるとちゃんと17%ダメージを与える。次の図を見て欲しい。
スマッシュキックの攻撃力の変動、()内は相手が倒れているとき、

一撃目 ワンパターン相殺 弱攻撃を一回当てた後
ジャストミート 17(9) 13(7) 14(7)
当たりが悪い場合 13(7) 9(5) 10(5)

 この様に二発目以降で、更に、当たりが悪かった場合、攻撃力は約半分にまで減ってしまう。
普段、17のスマッシュの攻撃力を、9の下強攻撃程にその威力を下げてしまうのだ。
 更にその攻撃が、相手が倒れているときに当てた場合、その攻撃力は5まで下がる。
もうスマッシュとは思えないほど弱まってしまうのだ。

 この様にワンパターン相殺とジャストミートは特に大切なのだ。
第一回の〜決め技〜というのが有ったが、例えばオーバーヘッドキックを連続で使って、相手にダメージを溜める。
そして、オーバーヘッドキックでとどめ、・・・っと思ってもなかなかスターフィニッシュにはならない、
 そこで適当にスタンピードボムでも出して下に叩き付ける。そして、オーバーヘッドキックを当てると、
いとも簡単に(ギリギリでなく)相手を星に出来る。
 実際体験してみるとわかるが、ワンパターン相殺が効いている技と効いてない通常時では、
明らかに吹っ飛び具合が違うのだ。それでフィニッシュにてこずってはもったいない。
決め技は、フィニッシュにとって置き、「ダメージ溜め技」というのを考えるといいと思う。

 スマッシュ講座第15回を見てもらうと、吹っ飛び計算式があるが、
あの「攻撃力」と言う所に代入する数値が上の表の数値まで下がってしまうのだ。
 例えば100%たまってるマリオにスマッシュキックを当ててみる。クリーンヒットすれば220と言う吹っ飛び数値が出るが、
上のワンパターン相殺&ジャストミート低下の「9」の場合では、140しか吹っ飛ばない。
 要するに、強攻撃程度まで威力が落ちるわけだ。

 兎にも角にも、「せっかく攻撃を当てたんだったら一番大きいダメージを与えたい」というのが常識だ。
無意識で戦っていて「オールバリエーション」で戦えるなら、凄いものだ。
全ての技を使いこなすとともに、同じ技を連続で使わない事により、ダメージの低減を阻止できるのだ。
 また、武器の場合。4種類の打撃技の内、どれを使っても全てにワンパターン相殺が入ってしまう。
そう、武器を使うときは「武器攻撃」と「通常攻撃」を交互に使うと効果的だ。
リンク・フォックスはスタン技(下強攻撃)を持っているので、下強→武器、のコンボを繰り返してもいい。

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